フィルムカメラが眺めたヨーロッパ2014冬を公開しました。

フィルムカメラが眺めたヨーロッパ2014秋を公開しました。

1年ぶりに海外に出ていました。だいぶ自分の年齢を思い知らされましたがまだまだ一人旅は出来そうです。

今回もVue Scanを使ってNIKONのCOOLSCAN V EDでネガフィルムからデジタルデータを作りました。寒い感じをだそうとおもったのですがMACで動かしていたのでγが少し違っており、黒つぶれが多いです。

Scan-140223-0033

見苦しくてすいません。

2月の生き物たち

2月前半は海外で遊びほうけていたのですが生き物たちは元気でした(写真はα700 MINOLTA F2.8 50mm Macro)。

先ずは出発直前の水槽にて

140131_DSC0939産卵そして孵化中

ペアが出来ており、ペアだけの水槽に移そうかと思っていたのですが私がいない時にけんかされるのが嫌だったので放置したままにしておきました。

始めてだったのですがパイプに産み付けて孵化までいきました。オーバーフローの水槽なので全部食べてしまいました。今は別の水槽に移しましたがけんかばかりしています。

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140216_DSC0942新芽が出始めたバラ達

1月は全く芽が動かなかったバラ達ですが帰国して見ると一斉に新芽が動き出しました。2回目の硫黄石灰合剤の散布が出来なくなりました。この寒さが終わったら芽カキをして肥料を入れる予定です。

140216_DSC0943河津桜

2回の積雪で寒さが続いていますが河津桜も開花間近です。季節は確実に進んでいきますね。私も時間を大切にしたいと思います。

 

自分の目が眺めたヨーロッパ2014冬(4)ローテンブルク・オプ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)

ドイツでも有名な観光地ローテンブルク・オプ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)に行ってみました。

140207_140207__0012378旧市街への入り口(昔は絞首刑台のあった場所)

非常に有名な観光地でローテンブルクという地名は各地にあります。鉄道も幹線上にはなく、列車を乗り継いで支線の終点にありますが年中観光客の多い所と聞いています。駅でも東洋系の髪の毛の黒い人達とも何回もそれ違いました。

140207__0012379町並み

確かに中世の世界に迷い込んだようですし、看板が面白いです。

しかし第2次世界大戦で米軍の空襲により破壊されているそうですが完全に修復していますし、景観条例が厳しく中世の名残を完全に残しているようです。

140207__0012380車さえなければ

街の中心には聖ヤコブ教会があります。

140207_140207__0012381祭壇とステンドグラス

古い町並みなので仕方ないですがレーゲンスブルク同様に色々な所が補修中です。

140207__0012383街の中心のマルトク広場

看板が面白くて何枚も写真を撮っていたのですが雰囲気を壊すトレーラーも一緒に写っています。補修ならば仕方ないですが

140207__0012384ヴュルツブルク門

確かに真冬にも係わらず観光客は多いです。町並みならば前のレーゲンスブルクやバンベルクなどの方が戦災には全く遭っておらず価値がある様に思うのですがこちらの方が有名とはPRが上手ということでしょうか?

最後に日本人が来ることが多い証拠の写真を撮ることが出来ました。

140207_140207__0012385日本食材店のショーウィンドウ

早速調べたのですが「いたこまち」とはイタリア、ドイツの日本食レストランなどでも使われているイタリア産あきたこまち品種米とのことでお寿司にも適しているとの事でした。最後に何か少し疲れた一日になりました。

自分の目が眺めたヨーロッパ2014冬(3)ツークシェピッツェ(Zugspitz)登山

ミューヘンから80kmほど南にガルミッシュパルテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)という街があります。1936年(昭和11年に)冬期オリンピックが開催された街です。日本人として最初に稲田悦子さん(当時12歳!)がフィギュアスケートに出場した大会でもあります。

ミューヘンから普通列車で1時間30分程度で到着しますが、当然冬期オリンピックをするのですから寒くて雪が降る地域でもあります。2月ですが連れて行って貰うことが出来ました。せいぜい博物館位で他に何があるのを知らなかった私が無謀でした。

まずドイツ国鉄のガルミッシュパルテンキルヒェン駅の傍にバイエルン登山鉄道という列車の駅があります。

_0012363看板(ドイツ語が殆ど読めなくてもTOP of GERMANYは解る)

ここで周遊券を€41-を買って列車に乗ります。

_0012362バイエルンのシンボルカラー(青と白)の車体

真冬なので青と白を見ているだけで寒いです。列車に乗っているとスキー場が点在しているのも解りますし、殆どの人がダウンジャケットの装いです。

グライナウ駅に到着すると別の列車に乗り換えて本格的に勾配が厳しくなる区間をラック式鉄道で登っていきます。

_0012361アイプゼー駅にて

ロープウェーに乗り換えられるアイプゼー駅に到着しました。このまま列車で頂上近くまで行く方法とロープウェーに乗り換える方法があるとの事です。

ここまで麓の駅(ガルミッシュパルテンキルヒェン)が標高750mでアイブゼー(Elbsee)駅が1008mです。30分で250mを登りました。このままユックリ列車で標高2650mのツークシュピッツプラット駅まで行って、そこからロープウェーで山頂まで行くことを勧められました。しかし社内に残っているのはスキーウェアの乗客ばかりで気が引けたのでロープウェーにしてみました。

_0012359ロープウェー乗り場(久しぶりの日本語)

この選択が裏目に出ました。

_0012358ロープウェー乗り場(終点が見えない)

_0012356IMG_0003一気に高度を上げていきます

アイブゼー駅付近まで寒いながらも緑があったのですが一気に10分で高度差が約2000m高くなります。当然森林限界も越えて、岩と雪と氷だけになります。

_0012354頂上のロープウェー乗り場(標高2962m)

途中から気付いていましたがやけに息苦しいです。建物自他は完全に密閉されており、暖かいのですが気圧だけは如何ともし難く、階段を登るだけで息切れしてきます。鉄道でユックリ登ってくると相当違うとの事です(ちゃんと説明してくれ!)。

IMG_0005スイス・オーストリア側を望む

息を切らして見ていると風速計がkm/h表示で80!となっています。外に出れるのですがその気もなくなり、下山のロープウェーをひたすら待ちました。聞く所によるとオーストリアとの国境が山頂にあり、反対側に別のロープウェーで降りるとオーストリアに入るため国境検問所がある様ですが、動くのも嫌でただひたすら待ちました。

_0012353やっと森林限界より低い標高に・・・一息

普通の人間の生息範囲に戻ってきました。苦しかったです。ここで働いている人は毎日山頂まで通っている様でもの凄く鍛えられる筈です。

山全体がスキー場になっており、子供達もスキーしていましたし、レンタルスキーも見ました。英才教育をされていますね。

但し危険な場所もいくつかある様で私達が下ったロープウェーがすぐに折り返す準備をしており、タンカを積み込んでいました。

IMG_0006下りの列車を待つ間

雪かきと氷を丁寧に砕いていました。殆ど滑る場所はないです。ドイツの人は几帳面で本当に気持ち良く観光してもらう(外貨を使ってもらう)ために必要な事をよく解っている人達です。

 この人達の丁寧な仕事ぶりを見ていると、もう少し暖かい時に再度挑戦したい気持ちになっています。でも息苦しかったです。

自分の目が眺めたヨーロッパ2014冬(2)ミューヘン(Munchen)

ミューヘンでは少し時間があったのでドイツ博物館を見てきました(写真はGR DIGITAL II)。

_0012347 _0012348ミューヘン中央駅にて

相変わらずの混雑です。でもこの雑踏の雰囲気が好きです。ここから地下鉄で二駅行くと市街地の中心マリエン広場に到着します。

「ミューヘンは輝いていた。 〜云々〜 青い絹の空が煌めきながら広がっていた」トーマスマンが短編【神の剣】で初夏のミュウヘンを描写していますが冬はやはりそんなことはありませんでした。

_0012333_2新市庁舎

こちらもゴシック建築ですがバイエルン州では比較的新しく1909年に完成しています。ミューヘンも沢山の有名な教会や博物館・美術館があるのですがドイツ博物館だけを見てきました。

_0012335正門

 マリエン広場から地下鉄で一駅と少し歩き、イーザル川の中洲にあるのですが半日は使って見る価値のある博物館でした。

一階と二階はドイツが誇るエンジンや電気、土木の技術を中心に展示がされております。私が見たかったのはまずは飛行機でした。

_0012337Me262

世界で最初に実用化されたジェット機です。エンジンは内部も見える様に展示してありました。

_0012338内部をアップ

今の目で見ても整備しやすい構造になっているのがよく解ります。

_0012339Me262

同じくロケット機です。アメリカのスミソニアン博物館でも展示がしてあるのですがやはり敵国という事であまり気合いが入っておらず角の方に展示してあるというと言い過ぎでしょうか?じっくり見ることが出来ました。

_0012340_2化学の展示は整備中・・・

 次に見たかったのは化学の教育展示でしたが整備中でした。来年度の授業の関係もあり、小中学生にどの様に化学の基礎を教えているのかがとても興味があったのですがとても残念です。代わりに物理学の教育展示をしっかり見てきました。

_0012341圧力の体験機器

非常にシンプルですし、基礎の基礎です。しかし系統的に丁寧に体験できる機会を設けています。

_0012342温度に関する展示

こちらも温度を測る基礎を実演するブースでしたがやはり丁寧で系統立って進めるのが特徴です。

_0012343気に入ってしまった温度計達

最高最低温度計は日本でもまだ現役ですが私も見たことも習ったこともない温度計があります。

_0012344温度計2枚目

この辺りは日本も見習う必要がありそうです。

_00123453階の宇宙開発で見た固体ロケット

基本から丁寧に説明してあります。

 他にも印刷,繊維そしてガラス、写真や計測器、コンピュータなどドイツが誇る産業(製造業)に関する展示がしてあります。色々な所が改装中ですが全部見ると17キロ歩くそうです。ドイツは博物館が本当に面白いです。

ちょっと疲れたので旧市街に戻ります。

_0012346マーケット広場

もう一つ期待していたのはビールと白いソーセージです。

_0012349_20.5L(厳格に標線が入っています)

_0012350白いソーセージとプレツェル

少し歩き疲れましたがそれだけの事はありました。

自分の目が眺めたヨーロッパ2014冬(1)レーゲンスブルク(Regensburg)

またドイツで今週初めから遊び暮らしています。若い人達のお手伝いも終わりましたのでミューヘンから放流してもらいました(写真はGR Digtal II)。

レーゲンスブルク(Regensburg)という街に泊まってみます。あまり有名な街ではないですが1世紀からローマ帝国の支配下にあり、ドナウ川の要衝です。また神聖ローマ帝国の帝国会議場があった街ですし、ミューヘンなどとは異なり第2次世界大戦で殆ど連合軍爆撃を受けずに多くの中世以前からの歴史的建造物が無傷で残った街です。

そして何よりマクデブルクの半球(Magdeburger Halbkugeln)の実験が行われた街です。

_0012376まず駅から

_0012377構内

 地理的にはニュルンベルグとオーストリアと国境の街パッサウの中間にあります。先ずはドナウ川を見に行きました。

_0012364ドナウ川と石橋(工事中)

  石橋は工事(補修)中でしたが1130年台に作られて十字軍が渡ってエルサレムまで行ったそうです。

_0012366ドイツで一番古いソーセージ屋と大聖堂

 この石橋を作る人達の食事場が基源となったソーセージ屋だそうです。列ばずに入ることが出来ました。

そして一番の目玉の大聖堂です。

_0012369まず全体(カメラに収まりませんが)

_0012368中心部(人と一緒に撮影できました)

 建て始めが1275年そして完成が1634年、そして塔が完成したのがつい最近!の1869年です。本当に気の長い話しです。良くドイツ人と日本人は気質が似ていると言いますが私はこの様な話しを聞くと信じられないです。

Exif_JPEG_PICTURE内部の写真を一枚だけ

 カメラには撮れませんでしたがここのステンドグラスはお勧めです。

_0012372石畳みを5分ほど歩くと旧市庁舎

 こちらの内部も見たかったのですが帝国会議博物館です。たぶんこの辺りで真空の容器を16頭の馬を使ったマクデブルクの半球の実験をしたのだと思います(1654年5月8日)。日本では第110代後光明天皇が崩御した年で4代将軍徳川家綱の時代です。先程の話しといい、この時代に既に真空と大気圧の実験をしていた事を考えると日本の科学はまだまだこの国から学ぶことがある様です。

_0012373中世の町並み

 ドイツの観光地は日本以上に第2次世界大戦で徹底的に爆撃されて戦後修復したものです。ドレスデンを始めまだまだ工事中といった趣ですし、ドイツ人気質から戦前の壁を傷や割れまでも修復する念の入れようですがこちらは殆ど破壊されていません。もう少し古びた町並みを想像していたのですがむしろ丁寧に手入れをしている感覚です。

_0012375修理中の石橋の門

 工学と同じで自分の目で見ないと解らないことが多いですね。

また一つ賢くなりました。