アンテナアナライザーの導入

色々とアンテナの調整を行っています。前回SWRメーターを買った時に少し書きましたが昔は電波を出しながらアンテナの調整をするのが定石でした。

特に波長の長いHF帯でコイルを入れてある短縮アンテナは周囲の同調点も狭く、周囲の環境に敏感で調整には苦労させられました。但し同調が取れていると小さな電力でも遠くまで飛ぶので調整のし甲斐は何時も感じていました。

但し調整の仕方(試験電波の発射方法)は法令(無線局運用規則)でも規定されています。出したい周波数でモールス符号の場合は「VVV」、電話の場合には「本日は晴天なり」を10秒以内で繰り返し、その間にSWR等を測定するものです。

学生時代の屋外運用でこれをやらされた事があります。アマチュア無線帯なのでチャンネルの概念が強い業務無線とは違って、ある幅で試験電波を発射して同調している(SWR>1.5等)範囲を予め知っておかないと電波が飛ばないし、最悪の場合には送信機の最終段を壊してしまう事もあります。

一方雨天の中で屋外運用をすると雨降りの中で何が楽しくて「本日は晴天なり」を繰り返さなければならないのかと思いますし、学生時代には豪雨のシチュエーションで先輩達にこれをやらされて、周囲から奇異の目で見られた事も何度もありました。

最近はアンテナアナライザーと呼ばれる便利なものが安くなっていましたので衝動買いしてしまいました。RigExpertのAA-170で測定可能範囲は0.1~170MHzにしてみました。

160225_0012878全体(やや大人に手に余る握り部の大きさです)

先ずは車に取り付けてあるアンテナを測定してみました。

160225_0012879144MHz帯の測定結果

予算の都合で測定できる最大周波数が170MHzまでのを買いましたが私の使い方では430MHz帯以上はアンテナ調整の余地は殆ど無いです。アンテナの微調整をして、一番頻繁に使うAPRS運用周波数帯の144.64MHz付近で一番同調する様にしました。

VHFでも比較的遠くに飛ぶ面白い6mバンド(50MHz)の測定結果も

160225_0012880希望の場所に落ち着いています。

車には144,430MHz帯の送信機しか積んでいないのですが条件の良い時は車で見晴らしの良い場所に移動して、6mバンドにも出たくなりました。AA-170は機能はPCにつなげたり、これだけではないのですが単三乾電池で屋外でも長時間簡単に運用できたり充分に満足しました。良い時代になったものです

2月の花

2月も中旬になりました(写真はα700 MINOLTAF2.8 50mmマクロ)

また急に寒くなりましたので硫黄石灰合剤での2回目の殺菌を予定していました。

160216_DSC1404だいぶ芽が動いた

また急に日差しが良くなりましたので見合わせです。もう休眠からさめてしまった様です。

160216_DSC1405去年新しく地植えにした宴

今年は硫黄石灰合剤での殺菌は1回になりそうです。

160216_DSC1406河津桜

気の早い所はそろそろ咲き始めました。

160216_DSC1407マクロで(本来は反対側からの方が光が廻っていますが、わざわざ脚立を持ち出す程ではないです。100mmマクロが欲しくなってしまいます)

160216_DSC1408そら豆

そら豆もいっせいに花を開き始めました。こちらは肥料をやってから先端を切るタイミングを見ています。

本当に暖かかった冬も少しだけ寒くなって終わりそうです。今年は何を育てようか考えております。

 

モールス通信(PCによるデコード)

デジタル通信の基本はモールス符号での交信でした。復習を兼ねて毎晩聞いているのですが長時間聞いていると間違いや聞き落としが出たり…やはり年齢とともに…

しかし最近は本当に便利になって長短点の連続であるモールス符号から欧文アルファベットや和文仮名に自動的にデコードしてくれるソフトもあります。本当に便利になりました。

150216デコード中(7Mhz)

暫く使って見ましたがPCと通信機の接続さえ出来ていれば、この時の様に混信やノイズが少なくコンディションの良い時には非常に便利です。送信もマクロコマンドを使って自由にキーボードから行えるので、PCとソフトさえあればモールス符号も覚える必要が無い意見も解ります。

しかしバンド内が混雑したりノイズが増えてくると受信とデコードについては、殆ど役に立たなくなります。周波数帯域内の音量がある一定の強度を越えたレベルを判定条件にして長点と短点と判断するので当然と言えば当然です。

コンディションが悪くなると人間が判断した方が絶対的に有利です。どれも本当に良く出来たソフトですが、やはり最後は使う人間のレベル次第という所ですかね。それにしても和文の送受信は手こずっています。

海から眺めた名古屋港

別館には画像投稿をしましたが昨日は操船練習で伊勢湾に行って来ました。GPSを使って名古屋市内→セントレア沖→三重河芸→四日市沖→名古屋市内のコースでした。

160211_0012877海から眺めた名古屋港

名古屋に戻ってくる際の伊勢湾シーバース真横の位置です。週の初めとは違って海も穏やかで操船練習にならない位の良いコンディションでした。

まだまだ経験を積んで勉強する余地がありそうです。

私の成績2015年度冬

強風の中で船釣りに強行していましたがやはり風邪をひきました。

そうこうしていると大学から封書が届いています。この時期は私への成績表(授業改善アンケートの集計結果)が届きます。講義をしている学生さん達からの下期の化学工学の評価です。

CCI20160210成績表2015年度冬

理解配慮や理解度がプラスになってきています。やはりこちらも二回り目で慣れて、余裕が出てきたのでしょうか?でもマンネリ化しない様に注意したいと思っています。

来年度も今年度同様に上期は分離精製工学から始めますが来年はもう少しレベルの高い実践的な化学も講義をしたいので上期の後半は副読本としてはThe Art of Process Chemistryを使うつもりです。

Cyan:Magenta:Yellow:BlackThe Art of Process Chemistry(メルク社のプロセスを説明したものです)

 昨年以上に丁寧に準備して、しっかり予習を行ってから講義本番に臨みたいと思っています。

ハンディー機2台目(TH-D72;APRSデジピーター機)の追加

昨日も書いた様にまずVHF帯でもう少し高度にデジタル機能を使うためにハンディートランシーバーを追加しました。そしてプライベートAPRS網を作って見ました。

自分へのご褒美です(本当に都合が良くできた言葉だとおもう)。

VX-8Dと対比左TH-D72新規導入 右VX-8D(外部GPSなし)

半年ほど前から持っているYAESUのVX-8Dに較べてTH-D72は高さだけは約3cm高い程度です。そのためかTH-D72は最初からGPSが内蔵さています。VX-8Dに外部GPSを取り付けるとほぼ同じサイズになります。そしてTH-D72はKenwood製です。

私はいかにも無線機面したYAESU製の通信機の方が好きなのですが、APRSに関しては車載機のTM-D710を自宅でも固定局としてデジピーター用途で使っておりKenwood製の方が1歩も2歩もリードしている感じです。

にもかかわらずVX-8Dが気に入っている理由としてGPSが外付けであっても基本性能としては同時2波長運用可能で3バンド(50,144,430MHz帯)での運用が可能そして防水性能がIPX7相当でラジオとしての受信性能は両側とも540kHz-999.999MHzを聞く事が出来て、Bluetooth機能でハンズフリーでの運用が可能な事でした。

通信機としての基本機能は必要にして充分以上に押さえ切っている感じてす。船の操船などをする際にBluetoothヘッドセットを使い携帯電話とVX-8Dの両方をハンズフリーにしておき、片側をアマチュア帯の共通呼出周波数(FMでは非常通信も兼ねる)またはAPRS運用そして片側を国際マリンVHF帯の呼出周波数を聞いておけば、視界も確保したままで非常に安全性が高まります。

一方TH-D72のGPS内蔵で通信機の機能を殺したGPSロガーモード(電池は長持ちする)がありますが経験上外出から戻った後にSDカードにあるデーターをチマチマ整理するのは経験上はあまりしないものです。

そして基本機能は同時2バンド(144,430MHz帯)で防水性能がIPX5相当で受信周波数帯も片側118-174,320-524MHzで何か災害があった時にAMラジオが聞けない、Bluetoothが使えないなどの微妙な差(負け)があります。

但しAPRSを含めたデジタルモードまで見ると評価が一変(逆転)します。APRSデジピーター機能TH-D72単体で運用可能に対して、VX-8Dは現状は何をしても不可となります。

デジピーターは付近のAPRS機が送信した位置情報を始めとするパケットを中継する機能です。先週行っていた京都の街中などはビルの建物が高く、VHF帯で自分の送信したパケットが中継されないエリアが幾つかありました。しかしデジピーター局を設置する事でパケットが次々中継されて何処かでネット網に入っていく事になります。自分が携帯電話の基地局を好きな位置におけるイメージですね。

側面大きさ比較(この差は内蔵GPSとAPRSデジピーター機能のため?)

つまりVX-8Dの様なデジピーター機能がない機体のネットワーク網の末端にデジピーター機能があるTH-D72をおいておくとVX-8Dが送った情報を中継する働きをしてくれます(自宅のTM-D710これもKenwood製も同じ働きを24時間している)。なぜかYAESUは車載機であってもデジピーター機能を持った通信機を販売していないです。私は結構なYAESU派ですが単体でデジピーター運用できるのはKenwood製だけです。この製品設計思想と技術力はすごいと思います。

都市部の高い建物があって直進性のVHF帯の電波では遮られる場所では非常に有効ですし、スキーに行った際に臨時にデジピーター局を山の上に置くとそのエリア全域のパケット情報を転送してくれます。冬はたまにスキー場の上にいる局の動きが丁寧に見える事があります。

TH-D72はハンディーで元からGPSを内蔵しているので複雑な知識なしですぐにAPRSデジピーターの運用が開始でき、即時性が極めて高いので地震などの自然災害時に被災地での運用などでは力を発揮すると思います。このあたりの設計思想はTH-D72の方が発売は1年遅れですがAPRSを使う事に関しては押さえ切ってある感じです。

USBTNC内蔵

そしてUSB端子からTNC内蔵通信機として使う事が出来ます。当然全国的な周波数帯から切り離す必要がありますが本体のAPRSを使わずにPCをつないでTNCからAPRSパケットを解析する事で通信範囲内のAPRS端末(移動している他局)の位置情報だけをリアルタイムにモニターする事が出来ます。

 

プライベートAPRSプライベートAPRSのテスト(周波数を切り換えて自分だけをモニター)

ちょっと仲間に協力して貰って建物が多い場所でTH-D72を簡単デジピーターに使ったVX-8Dのパケット中継機能を実験してみたいと思います。そしてその後はプライベートAPRS網を構築してみたいと思います。

きっとサバイバルゲームにAPRSを使えばリアルタイムに見方の位置情報が解って有利ですよね。しかしサバイバルゲームでは興奮して乱暴な言葉を喋ってしまい過去に非常通信の誤解を受けた例(これは虚偽通信の禁止電波法第106条違反;三年以下の懲役又は百五十万円以下の罰金になると思います。だからサバイバルゲーム上のルールで禁止になっている所も多い)を聞いたことがあります。APRSならば基本は自局のコールサインと位置情報などをバケットで送信するのでその様なリスクがないので面白いと思います。

そして前にいる見方メンバーのヘルメットに取り付けたCCDカメラから映像が指揮をするメンバーの元に届くと面白いと思いませんか?早速持ち歩ける制御用のPCとCCDカメラアダプターの作成に取りかかりたいと思います。今回はハンディー制御用PCにはRaspberry Piを使って見るつもりです。デジタル通信でやりたかった事のまず1つ目です。

新しい免許到着(移動局3枚目)

アマチュア無線の新しい局の免許状が届きました。デジタル関連の申請にも関わらず変更申請から審査終了まで1週間で終わりました。本当に便利になりました。確か昭和50年代は開局申請から検査そして免許状交付まで4ヵ月かかっていた記憶があります。

免許状_移動3枚目です(総合通信局の事務官の方に申し訳なくなってきた)

これで非常通信帯である4630KHzを始め、電話が許されていない1.8MHz帯や上級免許のみが使える10(但しここも電話は許されない),14MHz帯そして4級アマチュア無線技士での操作が許されていない18MHz帯も使える事になりました。操作範囲はこれでHF帯はアマチュア無線技士が使える全ての範囲なのですが、送信出力は相変わらず10Wのままです。

これは開局(免許状取得)手続きは先に送信機を用意し、その能力に合わせて開局申請または変更申請を出す事に基づくものです。従って免許状記載の範囲は所有してる送信機の能力の最大値に合致したものになり解りやすいと思います。逆に送信機を入れ替えたり、今回の様にモードを追加する度に総合通信局の事務官に方には変更申請手続きやアドバイスを御願いし、お手間をかける事になります。こちらは手数料や電波利用料を納付しているのです何時も丁寧に対応して頂いて、有り難くそして本当に申し訳ない思いです。

最初に丁寧に調べずに誰でも使える様にと一番低い資格でも制限なしに使える旧電話級(4級)用の10W出力の通信機を買ったのが失敗でした。早まった事をしたものです。

何回の法令改正で旧電信級(3級)の操作範囲は特に出力が大きくなり、移動運用が出来る最大出力(全ての周波数帯で50W)まで許可されているの所まで理解が到達出来ませんでした。昔は確か20Wまでの許可だったのであまり差がないと思ってしまったのが失敗でした。

最近はインターネットが手元にある環境で交信するのが常ですので喋っている相手の免許状記載範囲をすぐに調べる事(私の移動局の場合;2月3日現在も4級での操作範囲のままです)が出来ます。こちらのデーターベース更新は免許状発行に較べて結構ゆっくりしています。今私が14MHz帯で電波を出すと聞いている人がインターネットで調べると違法だと勘違いされる可能性もあります。但しこれで違法な出力を出したり許可されていない周波数で運用している無線局が大幅に減ったと聞いています。電波は公共の有限で貴重な資産なので本当に良い事だと思います。

VHF帯の到達距離は電離層反射が使えないため、あまり出力に関係ないですが周波数帯域幅が広く様々な電波形式が使えます。

それ使った一つがAPRSですが実は非常に重宝しています。つ い先日も京都と静岡に行った際にも数回程ある国家権力の皆さん達からばん(「こんばんは」を略した言葉です。一般の人達は職務質問または略して職質を受けたと言います) をかけて頂いた事が数回あります。

すでに「こんばんわ」がそぐわない深夜に他県ナンバーの車が県境の山奥や海岸付近で長い竿の様なものを振り回していれば通報されるのは当たり前です(海岸の時は本当の長竿をふっていた。こちらは密漁と間違えられた様です)。そして高速道路上でも同じ様な事 があった際にもAPRSで移動経路区間毎のそれぞれの所要時間や起点と目的地を説明して事なきを得たのも助かりました。

しかし「渋滞もある区間300Kmの距離を丁度3時間でキチンと走ろうとするのは止めなさい(見せたPCにはAPRSのデータから求めた今までの各区間速度と航空機と同じ様に予定到着時間に対する早着または遅延時間を求めて、そこから車に要求される速度をリアルタイムで計算させていた。流石にその指示値をアウトランダーの自動運転モードの速度設定に自動入力する方法は現在の設定指示値をカメラで読み取ってハンドルに付いている手動の加速,減速スイッチにバイパス回路と取り付けて速度差に相当する回数のパルス信号を入れる位しか思いつかないです。)」と言われた。アメリカで盛んに開発されている自動運転の次は到着時間自動制御だと思うのですが…

やはり従来技術にデジタルを使い込むと非常に面白い使い方が出来そうです。まずはVHF帯にもう少しデジタルモードを使って行く事から始めたいと思います。