ハンディー機2台目(TH-D72;APRSデジピーター機)の追加

昨日も書いた様にまずVHF帯でもう少し高度にデジタル機能を使うためにハンディートランシーバーを追加しました。そしてプライベートAPRS網を作って見ました。

自分へのご褒美です(本当に都合が良くできた言葉だとおもう)。

VX-8Dと対比左TH-D72新規導入 右VX-8D(外部GPSなし)

半年ほど前から持っているYAESUのVX-8Dに較べてTH-D72は高さだけは約3cm高い程度です。そのためかTH-D72は最初からGPSが内蔵さています。VX-8Dに外部GPSを取り付けるとほぼ同じサイズになります。そしてTH-D72はKenwood製です。

私はいかにも無線機面したYAESU製の通信機の方が好きなのですが、APRSに関しては車載機のTM-D710を自宅でも固定局としてデジピーター用途で使っておりKenwood製の方が1歩も2歩もリードしている感じです。

にもかかわらずVX-8Dが気に入っている理由としてGPSが外付けであっても基本性能としては同時2波長運用可能で3バンド(50,144,430MHz帯)での運用が可能そして防水性能がIPX7相当でラジオとしての受信性能は両側とも540kHz-999.999MHzを聞く事が出来て、Bluetooth機能でハンズフリーでの運用が可能な事でした。

通信機としての基本機能は必要にして充分以上に押さえ切っている感じてす。船の操船などをする際にBluetoothヘッドセットを使い携帯電話とVX-8Dの両方をハンズフリーにしておき、片側をアマチュア帯の共通呼出周波数(FMでは非常通信も兼ねる)またはAPRS運用そして片側を国際マリンVHF帯の呼出周波数を聞いておけば、視界も確保したままで非常に安全性が高まります。

一方TH-D72のGPS内蔵で通信機の機能を殺したGPSロガーモード(電池は長持ちする)がありますが経験上外出から戻った後にSDカードにあるデーターをチマチマ整理するのは経験上はあまりしないものです。

そして基本機能は同時2バンド(144,430MHz帯)で防水性能がIPX5相当で受信周波数帯も片側118-174,320-524MHzで何か災害があった時にAMラジオが聞けない、Bluetoothが使えないなどの微妙な差(負け)があります。

但しAPRSを含めたデジタルモードまで見ると評価が一変(逆転)します。APRSデジピーター機能TH-D72単体で運用可能に対して、VX-8Dは現状は何をしても不可となります。

デジピーターは付近のAPRS機が送信した位置情報を始めとするパケットを中継する機能です。先週行っていた京都の街中などはビルの建物が高く、VHF帯で自分の送信したパケットが中継されないエリアが幾つかありました。しかしデジピーター局を設置する事でパケットが次々中継されて何処かでネット網に入っていく事になります。自分が携帯電話の基地局を好きな位置におけるイメージですね。

側面大きさ比較(この差は内蔵GPSとAPRSデジピーター機能のため?)

つまりVX-8Dの様なデジピーター機能がない機体のネットワーク網の末端にデジピーター機能があるTH-D72をおいておくとVX-8Dが送った情報を中継する働きをしてくれます(自宅のTM-D710これもKenwood製も同じ働きを24時間している)。なぜかYAESUは車載機であってもデジピーター機能を持った通信機を販売していないです。私は結構なYAESU派ですが単体でデジピーター運用できるのはKenwood製だけです。この製品設計思想と技術力はすごいと思います。

都市部の高い建物があって直進性のVHF帯の電波では遮られる場所では非常に有効ですし、スキーに行った際に臨時にデジピーター局を山の上に置くとそのエリア全域のパケット情報を転送してくれます。冬はたまにスキー場の上にいる局の動きが丁寧に見える事があります。

TH-D72はハンディーで元からGPSを内蔵しているので複雑な知識なしですぐにAPRSデジピーターの運用が開始でき、即時性が極めて高いので地震などの自然災害時に被災地での運用などでは力を発揮すると思います。このあたりの設計思想はTH-D72の方が発売は1年遅れですがAPRSを使う事に関しては押さえ切ってある感じです。

USBTNC内蔵

そしてUSB端子からTNC内蔵通信機として使う事が出来ます。当然全国的な周波数帯から切り離す必要がありますが本体のAPRSを使わずにPCをつないでTNCからAPRSパケットを解析する事で通信範囲内のAPRS端末(移動している他局)の位置情報だけをリアルタイムにモニターする事が出来ます。

 

プライベートAPRSプライベートAPRSのテスト(周波数を切り換えて自分だけをモニター)

ちょっと仲間に協力して貰って建物が多い場所でTH-D72を簡単デジピーターに使ったVX-8Dのパケット中継機能を実験してみたいと思います。そしてその後はプライベートAPRS網を構築してみたいと思います。

きっとサバイバルゲームにAPRSを使えばリアルタイムに見方の位置情報が解って有利ですよね。しかしサバイバルゲームでは興奮して乱暴な言葉を喋ってしまい過去に非常通信の誤解を受けた例(これは虚偽通信の禁止電波法第106条違反;三年以下の懲役又は百五十万円以下の罰金になると思います。だからサバイバルゲーム上のルールで禁止になっている所も多い)を聞いたことがあります。APRSならば基本は自局のコールサインと位置情報などをバケットで送信するのでその様なリスクがないので面白いと思います。

そして前にいる見方メンバーのヘルメットに取り付けたCCDカメラから映像が指揮をするメンバーの元に届くと面白いと思いませんか?早速持ち歩ける制御用のPCとCCDカメラアダプターの作成に取りかかりたいと思います。今回はハンディー制御用PCにはRaspberry Piを使って見るつもりです。デジタル通信でやりたかった事のまず1つ目です。