第四級海上無線通信士合格

2月に別館で報告した無線通信士(第四級海上無線通信士)の結果が今日郵送されてきました。

CCI20160309合格しました

特殊無線技士の免許の所で書きましたが上位資格の取りたかった通信士資格を取る事が出来ました。結構手強かったです。早速免許交付の手続きをします。

工学の試験内容としてはやや2級アマチュア無線技士よりもやや易しいですが毎回ちゃんと計算問題も入っていますし、アマチュアでは殆ど出題されないオペアンプやデジタル通信の知識に関する問題は無論GPSやレーダーも範囲に入ってきますのでとても幅広い勉強が必要になります。法規も遭難通信に関する実際運用の所が確実に出題されますし、当然幅広い知識がないと難しいです。

何よりもプレッシャーだったのは出題数でした。範囲が幅広くなるのに対して第四級海上無線通信士の試験は無線工学は18問そして第2級アマチュア無線技士は25問となり、法規では通信士20問に対して30問となる合格基準が通信士70%に対して60%でした。

従って合格基準だけでも厳しいですが、問題数が少なく一問間違えた際のダメージが大きい事になります。従って広い範囲を正しく理解または覚える事が必要で結構なプレッシャーです。

私はこの様な難しい事に挑戦する環境が好きなので楽しんで受験する事が出来ました。海上無線通信士の最下位の第4級と言っても流石にプロの資格だけの事はあります。

でもこの免許を持っている事で許容されるアマチュア無線の範囲が4級アマチュア無線技士の範囲までです。この免許での仕事上の通信は船上で250Wまで海岸の通信局では125Wまで許可されるのに対して、趣味でアマチュア無線をすると短波帯で10W,超短波帯でも20Wしか出せないのですからおかしな話しです。本当にアマチュア無線の世界は恵まれています。前にも書きましたが衰退が本当にもったいない趣味の分野だと思います。

またこの資格では英語の試験がないため国際通信は認められておらず国内だけでの交信となってしまいます。従って遠洋漁業に従事する船などしか用途が少なくあまり受験者も少ない資格です。

しかし面白いのは無線工学の範囲は上位の第三級海上無線通信士と逆転します。従って第四級海上無線通信士の資格を持っている(合格3年以内)と第三級海上無線通信士の国家試験受験時には無線工学は免除になります。

今年の夏から秋に向けて英語の試験もある通信士の上位資格にもチャレンジしていきたいと思います。ところで遠洋漁業でも何か通信の仕事はないですかね?このだらけて錆び付いた体では難しいですね。